24時間365日体制で、救急患者さんを受け入れています。急な強い腹痛、吐血、下血などに対応しています。

24時間・365日診療しています

総合南東北病院では、24時間365日体制で救急外来を行っています。救急当番日には緊急の患者さんを受け入れています。

消化器センターは、救急外来を受診された患者さんのうち、とくに強い腹痛、吐血、下血などの緊急性の高い消化器症状に対応して、速やかに検査・治療を行っています。消化器内科医と外科医が連携して対応に当たります。休日・夜間は救急車対応などで混雑している場合がございますので、来院前にお電話でお問い合わせください。

緊急内視鏡検査

血を吐いた(吐血)場合には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが疑われます。場合によっては、胃がんや、食道がんなどの深刻な疾患が発見される可能性もあります。早期に診断するため、すぐに上部消化管内視鏡検査を行う必要があります。

胆石症・胆嚢炎

食後に、みぞおちから右の脇腹にかけて強い痛みが出る病気です。胆石発作は繰り返すことがあり、とくに胆管炎、膵炎などに発展して命に関わる場合もあるので要注意です。また胆石をきっかけに、胆のうの腫瘍や、肝臓の病気が見つかることもあります。健康診断で胆石と診断された場合には、一度消化器センターを受診してください。

急性虫垂炎

よく盲腸と言われる病気です。右の下腹部を押すとかなり痛みます。昔は、虫垂炎は診断したらすぐに手術で虫垂を切り取っていましたが、最近では、まず抗菌薬治療を行いながら様子を見ることが増えてきました。軽症の虫垂炎は、抗菌薬で改善することも多いですし、重症の場合は、炎症を落ちつけてから手術することで、安全性が高まるといわれています。

ウンチに血が混じる(下血)

肛門から血が出る、うんちに血が混じっているようなことがあれば、すぐに消化器センターを受診してください。最近は、大腸がんの患者さんがとても多くなってきています。血が出る以外にも、おなかの張りが強い、排便時の痛み、ウンチが細くなって出てくるなどの症状は危険信号かもしれません。大腸がんは早めに治療が出来れば、治る可能性も高いですが、症状を我慢して受診が遅くなると、治りがかなり悪くなってしまいます。気になる症状がある方は、消化器センターを受診してください。